突然ですが皆さんは月の表面を見たことがありますか?
実際に見たことがに人でも、クレーターというくぼみでボコボコになっているというのは知っていると思います。
クレーターは月に隕石が衝突することによって出来ます。
月は、もし月が存在しなければ地球に降ってきたであろう隕石から地球を守ってくれているのです。
とはいえあの小さな月が守れた隕石なんてわずかなものでほとんどは地球に降ってきているのですが・・・
月が守ってくれる隕石なんてたかが知れていますが、この役割は木星も持っているのです。
木星は地球の11倍の直径があり、地球の2.5倍あるという強力な重力を持ちます。
この圧倒的な大きさと重力のおかげで、宇宙の広い範囲にまで木星の重力が届きます。
そしてその重力が太陽系の外からやってくる彗星の軌道を変え、
木星の方へと向けて地球には衝突しないようにしてくれています。
1995年に、シューメーカーレヴィ彗星という彗星が木星に突入したことは当時結構なニュースになったそうです。
その時木星に出来た衝突の後は今もまだ残っているんだとか・・・
ちなみにこの衝突の跡は地球よりも大きいそうです。
木星が存在していなかったら今頃地球はなかったかもしれないですね・・・